あちこちに残っていました。
比較的、雲が多めな一日でしたが、ちょこっとのぞいた青空はいかにも夏!って感じでしたよ。
でも結局、すっきりとは晴れなくて、蒸し暑かったですね。
じっとしていても、汗がにじんじゃうような すごしにく〜いお天気でした。
そのうえ今日の夕方も 大気が不安定で、稲妻ピカピカ雷鳴ゴロゴロ。ちょこっと怖かったです。
今日、HP更新をしました。またまた、「母のアルバム」に新作が届きました。
特に、花菖蒲と薔薇がお気に入り♪「モネの庭」は大作ですよ。よかったら見ていってくださいね。

私の写真の方は、紫陽花です。今年 私にとって 目新しかったお花を中心にご紹介です。
園芸種のお花って、どんどん新しいのが出てきますし、それから、自分で育てて無くて人任せだし、
公園や街角で、目新しいお花を見せてもらってへぇ〜!なんて感心しちゃう私です。
まずは小さなヤマアジサイ。これは自生種に近い形。それでも花壇のお花ですけどね。(^^;)

地味で優しいお花です。よそへは行かずに国内で 園芸種がいくつか作られています。
うちの近所で咲いてる「ベニガク(紅額)」もヤマアジサイの園芸種だって。へえ〜。
アジサイはユキノシタ科アジサイ属の落葉低木。新しい図鑑には アジサイ科が新設されています。
園芸店で使っているハイドランジアというのはアジサイ属を表す学名で「水の器」と言う意味だそう。
お水好き、日陰好きな、梅雨時の定番。あ、毒ですって、お口に入れたりお料理の飾りには使わないでね。
真ん中の小さいのが両性花、周りの大きいのが装飾花。ヒラヒラしているのは花びらではなくて、
花弁状のガク(萼)片ですよ。
額咲きのアジサイの場合、終わった装飾花は裏返しになるんですよ。見たこと有ります?(^^*)
図鑑によると 日本産のアジサイは1790年にヨーロッパに持ち込まれたそうです。
このとき持ち込んだのは…、ガクアジサイみたいですね。手元の図鑑にははっきり書いてないけど。
ええっと…1790年って言うと…18世紀の終わり…お、姉さんがテスト勉強していたところだ。
田沼の濁りが恋しいと言われた 松平定信の超緊縮財政の頃だ…。今の日本みたい…(−。−)。
翌19世紀初頭にはすでに紅色の花が咲くアジサイが作り出され、20世紀になると
ヨーロッパのいろんな国で改良が進んで、西洋アジサイ、ハイドランジアとして
再び日本に輸入されるようになるんですね。

よく見かけるのは、全部装飾花で手まり咲きの ↑ こんな西洋アジサイ。梅雨時の定番ですよね。
それから、こんな ↓ ガクアジサイ。真ん中が両性花で、周りに装飾花が額のように咲くお花。

上は咲き始めの清楚な姿。
ガクアジサイはもともと、房総半島や三浦半島なんかに自生していたそうです。
別名は ガク・ガクバナ・ガクソウ…だって。 いっこも聞いたことないや。
でも、写真のお花が、自生種に似ているのかどうかは…解りません。あしからず。(^^A)

この花の装飾花は 淡い水色。

中央の両性花は濃い青。…綺麗でした。(^^*)
最近気づいて 珍しいなと思ったのがこの「ウズアジサイ」。

装飾花がヒラヒラして無くて、厚ぼったくて、丸っこい可愛い感じのお花です。
ちょこっと検索してみたら、病気のアジサイを園芸種として固定したものだという記述が
見つかりました。別名は「お多福アジサイ」ですって。

病気にかかったからって、全然 駄目って事はないんですね。
青く咲くのが定番で、通は 肥料を調整して 赤い梅咲きを作ったりするらしいですよ。
すごく派手だなと思ったのが、この、装飾花がひときわ大きいの。

色も濃くって、なかなかの個性派。青いお花好きには たまらなく魅力的?でしょうね。
ひとつ前の額咲きのアジサイは、真ん中が濃い色で、周囲が薄い色だったけれど、
このお花はその逆。
周囲の装飾花が濃い青で、真ん中の両性花が水色。
しかもおしべの白が とっても素敵なアクセントになっています。洒落てるなあ。
装飾花が波うっていたのはこちらの薄いピンクのお花。

いやぁ、かわいいわぁ。ふりふりですよぉ。
しかもね、この子、真ん中の両性花が開くと 薄紫なんですよ。

こちらもかなりのおしゃれさんですねぇ。
基本的には、「北向きの斜面」で咲いてたコアジサイとか、公園の山野草の花壇で
地味に咲いてるヤマアジサイとかが好きなんですけれど、でもね、こうして、
雨続きで暗くなっちゃう梅雨時に、こうして鮮やかな色のお花を見せてくれる紫陽花は、
やっぱり良いですね。
紫陽花の花言葉、「移り気」っていうのが有名ですけれど、
今回検索していたら、「家族の団結」っていうのもありましたよ。
良いねぇ、「家族の団結」。そうして仲良く、夏休みの予定を話し合おうね。
今年はどこへ行こうかな?(^^*)なんてね。
ブログ内関連ページ:
2008/ 6/ 6付 「雨の日、公園で」 今年の咲き始め
2007/ 1/17付 「お姫様とチシャ猫と…」 冬芽と葉痕
2006/ 6/18付 「紫陽花通り」 ベニガクの花
2006/ 2/17付 「冬のアジサイ」
2005/ 8/29付 「ノリウツギ」
ユキノシタ科のお仲間
2008/ 5/20付 「コアジサイの花」
2005/ 8/29付 「ノリウツギ」
今日も紫陽花についての薀蓄を(^_^)3フムフム…と、お聞きしましたよぉ〜♪
何はともあれ、6月生まれなので好きです紫陽花〜!(*´ー`)ニコッ
群生地も単独咲きも〜日本の初夏の代表選手ですものね♪
文中にリンクさせて頂き、TB送りますので宜しくね〜!
TBと記事の中でのご紹介 ♪ ありがとうございました。
アジサイは綺麗ですよねぇ。
この時期、あちこちでいろんなお花を見せてもらえて幸せです。
かえで☆さんの所にもあとで伺いますね〜。(^v−)☆
鎌倉で長谷寺と成就院を見てまわったときも、ウズアジサイが植えられているのはごくわずかでした。花によってはけっこうきれいなんですが…。
ガクアジサイは装飾花と両性花の色の組み合わせがいろいろあって、うつくしいものが多く、見てまわるのが楽しみです。
ウズアジサイ…ディックさんのところで毎年取り上げてくださるのに、
近くに植えられていなかったと言うこともあり、
なかなか名前が覚えられませんでした。
今回、道ばたの植え込みで見かけて、大喜びで写真を撮りました。
装飾花が丸っこくって可愛いですよね。
ウイルスによる病変を固定しちゃった…というルーツにもビックリでした。(^^*)
はい、ここのところ、特に個性的なガクアジサイが多くて
あれこれ、見て歩くのが楽しいです。そろそろ、シーズンも終盤。
今度は花後姿の綺麗なお花でも探してみようかしら?(^v^)