はぁ、梅雨ですなぁ。蒸し暑いのは嫌だけど、この季節に雨が降らないと、
美味しいお米が食べられません。元気出していきましょう。
さて記事の方は、季節のすすみ具合を切り取ってみました。
「北向きの斜面」の夏の支度。つぼみが開いて、葉が伸びていく様子。
主に6/10と16日の表情です。夏本番の予告編。良かったらおつきあい下さい。

一枚目は、夏の象徴 タケニグサ、6/10の様子です。
そこらの藪の木よりも背が高くなって、とっても目立つ草。堅いつぼみを抱えていました。
タケニグサの堅いつぼみが開くのと、梅雨が明けるのとではどっちが早いかな…。
この草に出会ったのは小学生の頃、一発で覚えちゃったほど、個性的。
タケニグサはケシ科タケニグサ属。別名は チャンパギク・ササヤキグサなど。
古い家が壊され、覆い被さっていた木々が切られた「北向きの斜面」では、今年、
この葉を食べる虫も大量発生しないようで…巨体がむくむく立ち上がっています。

6/16になるとこんなに!!
うわあ、すごい迫力。ぐんぐん伸びててます。あっという間に、お花が開いちゃいそうですね。
眺めているだけで 暑くなりそうな夏の象徴です。
詳しい説明、名前の由来の諸説などは過去記事でどうぞ。 ↓
夏の象徴の二大巨頭、もう片一方は ヨウシュヤマゴボウですかね。
春の芽を出したばかりとは思えないほど ぶっとい茎にでっかい葉っぱとたわわな実を付ける
北アメリカ出身の多年草。

「洋種」って付いてますが、中国原産の「ヤマゴボウ」も有るそうですよ。
私はまだ見たことがないのですが…。
それから、お漬け物の「ヤマゴボウ」は畑のゴボウに近い種類のお山のアザミの根だそうです。
でも、ヨウシュヤマゴボウは食べられません。おなかぴーぴーになっちゃいます。

もうこんな 可愛いお花の穂が出ていました。秋風立つ頃、これが黒っぽい実になります。
濃い赤紫色の汁が いっぱい出るので、ふるさとでの呼び名は「インクベリー」。
はい、インクと同じです。お口に入れちゃいけません。
色水遊び、お口に入らないものの染色などには使えます。
ところで…鳥さんは、この実を食べても、大丈夫なんだろうか…。(’’?)
春の間中、ずっと咲いてたトウバナがすっかり塔の形になっていました。

トウバナはシソ科トウバナ属。春には5mmほどのお花をびっしり咲かせていましたよね。
咲き始めだけ見てたら、この名の由来は解りません。
ああ、背が高くなって…。いったい…何階建てかしら? 最上階は見晴らしが良いのかな?
終わる花有れば これから咲く花有り…。こちらのつぼみは…ヒヨドリバナです。

ヒヨドリバナのお仲間にも色々ありますが、ここではヒヨドリバナしか見たことがないので、
たぶんこれはヒヨドリバナのつぼみです。
ぎゅぎゅっと詰まって、ピンク色がさして可愛いです。
若葉のふちに隈取りがあるのも良い感じ。
この花も 夏の象徴のような白い小花をたくさん付けて、チョウチョをたくさん集めます。

キク科フジバカマ属、高さ1〜2mになる多年草。
ヒヨドリの鳴く頃、花が咲くからと言られますが、ヒヨドリなんていつでも大騒ぎしてますけど、
いつのことなんでしょうね。(^^;)
楽しみにしているね。綺麗に咲いてね。今すぐどんなお花か見たい方は、過去記事をどうぞ。
花後もなかなか素敵です。
先月、5/28に気になるつぼみを見かけました。

草の中から ↑ にょきにょき〜っと伸びてきたこの草。妙に気になる ↓つぼみ付きです。

「北向きの斜面」に行くたびにチェ〜ク!
そしたら、6/16にはもう咲いてました。梅雨時、蛍が飛ぶ頃に咲くお花…ホタルブクロ。
しかもこのお花、ガク(萼)にそりかえる部分がないから「ヤマホタルブクロ」の方です。

今回一番気に入ったのは、この、風船みたいなつぼみです。

ふふ…、ぷうっとふくれてまぁるいの。可愛いな。
ホタルブクロって、まさに、里山のお花って言う気がします。
しかも、山道に咲いていそうなヤマホタルブクロ。良い景色です。
しばらく咲いててくれるかな。(^^*)
ブログ内関連ページ:
2006/ 7/14付 「タケニグサの花」
2007/10/25付 「穂になる 草の花」
2007/ 7/18付 「綺麗な花とクモ」
2008/ 5/ 9付 「コバノタツナミなど…」 今年見たトウバナ
2007/ 5/13付 「ハナイバナとトウバナ」
2006/ 7/12付 「北向きの斜面の花」
2006/ 2/12付 「金色の花」
2005/ 8/21付 「ヒヨドリバナ」
当地での様子を確かめに行かなくちゃ、と思っても明日から本格的に梅雨空になりそうです。
晴れ間を見計らって見に行った時は、もう花が咲いているかもしれませんね。
タケニグサが大きくなりましたですね。
成長が早すぎます(笑い)。
刈り取られないで、最後まで残って欲しいですね。
はい、もぉ、画像がどんどん古くなっちゃうほど、季節のすすみが早いです。
ひろしさんは、次のお花の様子を見に行らっしゃいます?
私は虫さんの写真を整理しておきました。良かったら見てみてくださいね。
はい、タケニグサったら育ちすぎです。
見上げるような高さになりました。
間違いなく刈られちゃうと思います。
でも、なんか、惜しくないし、くじけないと思います。
ただ…、あんなに背が高くなっちゃうとお花の写真は撮れないので…
どうしましょう。(^^A)
タケニグサですか 子供のころは気味の悪い草だと思っていました。
今はシャラシャラ鳴る音が聞きたくて タケニグサを見つけては楽しみにしているのですが なかなか実がつくまで見逃してもらえないみたいですね。今年もめげずに探します。
当然、脚立持参です・・・(笑い)。
はい、これ、タケニグサです。
私は子どもの頃、インク草と呼んでいました、
茎を折るとオレンジ色の汁が出るものだから。(^^*)
ああ、確かに…目立つから刈られちゃう率が高いですよね。
笹に例えられたり、ささやき声に例えられたりする実、
私も見てみたいですが、なかなかチャンスがないです。
私もめげずに探してみよぉ。p(^v^)