2008年06月18日

キツネノボタンなど…

今日も 雲が多いながらも ときおり日のさすお天気。
運動部の中学生達は 総合体育大会に参加のため、お勉強は2日ほどお休みです。
お天気がもってくれて良かった。
まぁ、うちの息子は活躍しそうもないんですけどね…(^^;)
午後は娘の学校で三者面談。
もう、卒業したらどうするのか、具体的に考え始めなくっちゃいけません。
去年入学して、やっと落ち着いたと思ったのに、早いなぁ。(><)

さて、気分を変えて 6/10の「北向きの斜面」で見てきた草花の写真です。
今回の新顔はキツネノボタン。あとはおなじみのハエドクソウとコモチマンネングサ。

まずは、細い穂に咲く草の多い「北向きの斜面」でも、とびきりの細さを誇る
ハエドクソウ。

08_0618_haedokuso1.jpg

風の吹く日には 絶対ピントが合いません。(^^A)




ハエドクソウは何度も取り上げていますが、ハエドクソウ科ハエドクソウ属の多年草。
高さ30〜70cmになり、茎の先に5mmくらいのお花を点々と付けます。
つぼみの時には上向き、開くと真横、タネになると茎にぴったりついて下向きになります。

08_0618_haedokuso2.jpg

お花の一つ一つは淡いピンク色ですが、何しろちっちゃくてよく見えません。
ガク(萼)のところに付いている濃い色の部分が タネになったときにはかぎ爪のようになり、
いろんなものに引っかかってひっつき虫になります。

08_0618_haedokuso3.jpg

よ〜く見ると可愛いお花 ♪ これから夏中 咲いてます。

根っこを煮詰めた汁を使ってハエ取り紙を作ったそうですが…そんなに強力ではないみたい。
ハエにも優しいハエドクソウ?   そんなのも良いかもね。(^m^)



キツネノボタンなんて4月っから咲いているのですが、なかなか、ご紹介する余裕が
ありませんでした。今回、草むらの中で、キラキラ光る花びらで目立っていたので
撮ってみました。

08_0618_kitune_b1.jpg

キツネノボタンはキンポウゲ科キンポウゲ属、
田のあぜや流れのふちに多い高さ30〜60cmになる多年草。
「ボタン」とは、葉が牡丹の葉に似ているからだそうですよ。
洋服のボタンの事じゃないみたい…そっちの方がメルヘンチックで良かったんだけど。

08_0618_kitune_b2.jpg

お花はツヤツヤの黄色。いかにもキンポウゲ科らしい光りっぷりです。
真ん中にめしべが固まって付き、おしべが周りを囲む形。

このツヤツヤの秘密は クチクラと呼ばれる物質で 照葉樹のてかてかの葉っぱ、
甲虫のキラキラのはね、ツヤツヤ髪の毛のキューティクルも お仲間なんですって。

お花はみんなよく似ているので 葉や実の形で見分けるそうです。

08_0618_kitune_b3.jpg

キツネノボタンの実は、たくさんのタネがぎゅっと固まったこんな形。
一番のそっくりさん、ケキツネノボタンとの見分けには、
果実のトゲトゲの先がカギのように曲がっている点がポイントになるんですって。

08_0618_kitune_b4.jpg

これが 牡丹みたいと噂の葉っぱです。似てますか?
なんか…ボタンヅルと言い、キツネノボタンと言い…似てるかなぁ…(−”−;)




最後はコモチマンネングサ。我が家の鉢植えよりは少し遅かったけれど、
ふるさとの「北向きの斜面」でも、いよいよ花盛りをむかえていました。

斜面に もしゃもしゃ生えた草の下に 黄色い星が瞬いてます。
日陰ではちょっと弱々しいけれど、

08_0618_komoti_m1.jpg

よく日の当たる群生地ではこんなふう。

08_0618_komoti_m2.jpg

ずうっと先まで一面のマンネングサ。
やっぱり日の当たるところが好きなのよね。なんだかぐっと力強くて元気そうです。



コモチマンネングサはベンケイソウ科キリンソウ属、
道ばたや田のあぜなどに生える高さ6〜20cmの多年草。
見分けポイントの葉の付き方ですが、
『茎の下部では対生し、卵形。上部の葉は互生し、上部のものほど細長い。』という
特徴があり、早合点を誘います。

08_0618_komoti_m3.jpg

葉の付け根に小さなムカゴを付けて、それをこぼして増えるのでお花のあとにタネは出来ません。
このムカゴが「コモチ」の名のもとであり、最大の特徴ですが、
春先、葉っぱが出たばかりの頃には解らないですよね。ゆっくり確認いたしましょう。(^^*)





ブログ内関連ページ:

キンポウゲ科の他のお花
2008/ 4/16付 「「北向き斜面」の春の花」 キンポウゲ科イチリンソウ属のニリンソウの花
ハエドクソウの過去記事
2006/ 7/ 5付 「ハエドクソウ」 ハエ取り紙の作り方など
鉢で育てているマンネングサ
2008/ 6/ 3付 「コモチマンネングサの花」
2008/ 6/13付 「マンネングサの花」



posted by はもよう at 23:41| Comment(8) | TrackBack(0) | 道ばたの草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
3点とりあげても、丁寧な解説文つきで勉強になります。
私だと、写真3点のデータと撮影場所を書くだけでおわりそう。
読者に親切、これが、このBlogのウリですね。
Posted by ひろし at 2008年06月18日 23:57
詳しいお話 有難うございます。
私も勉強しなくては。
Posted by 蛙太郎 at 2008年06月19日 05:47
ひろしさん、こんにちは。
いやぁ、写真で勝負できないから、くどくどといいわけがましく
説明して居る訳ですから…、(^^A)

毎年同じような花を撮っていても、少しずつ新しい発見があって楽しいですね。
Posted by はもよう at 2008年06月19日 11:49
蛙太郎さん、こんにちは。

えへへ、くどいかもしれません。適度におつきあいくださいませ。(^^A)

Posted by はもよう at 2008年06月19日 11:51
ハエドクソウが出始めましたね。
近所でもおととい見たのですが、風が強くてとても撮れませんでした。そのうちチャレンジしてきます。
春から近所で見るのはケキツネノボタンばかりです。実のトゲ先のカギを確認したいものです。
Posted by 横浜のおーちゃん at 2008年06月19日 14:10
はもようさん、こんにちは。
わたしも実の棘先の曲がりぐあいを見てみたいですが、
棘がついているのも知らなかったというか、見えていなかったです。
すごい乱視と近眼で今必死で見ているユーロの
オランダ代表のロッペンの背番号が何度がんばって見ても
1にみえるわたくしです。(ほんとは11)ピーッ( ̄ゝ ̄)/□イエローカード

ハエドクソウ、こちらはもう少し先かなぁ〜
ほんと撮りにくいですよね。
暗いところにありますし、小さいですもの。
でも、色もかたちもかわいいですよね。
形は帰って画像でみたから、知っていますよ。
もちろん、そのときははっきりと見えていません。っ( ̄∇ ̄;)
Posted by ブリ at 2008年06月19日 16:09
おーちゃんさん、こんばんは。お返事遅くなりました。

ハエドクソウは細いから撮るのが難しいですよね。(^^*)
で、撮ろうとするときに限って風が吹いてきたりしてねぇ…(−−;)

お、ケキツネノボタンがあるんですか?
上のキツネノボタンより葉っぱの切れ込みが多かったりして、
華やかそうな気がしましたが…いかがでしょう。

実の先のトゲを確かめるには、
デジカメで撮ってPCの画面で拡大するのが一番楽ですね。(^^*)

Posted by はもよう at 2008年06月20日 21:42
ブリさん、こんばんは。
(^▽^)ノはーい、私も見えてません。
一応、現地で確認しようと虫眼鏡も持って行ってみるのですが、
全然、歯が立ちません。(><)
デジカメで撮ってPCで拡大してみないと、判断できないんです。(^^A)

ハエドクソウのお花は、薄紅色の花びらと濃い紅色の萼のコントラストが
おしゃれですよね。(^^*)
Posted by はもよう at 2008年06月20日 21:52
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